香川県高松市の小児科・アレルギー科・小児循環器内科 医療法人社団裕心会 あきた小児科クリニック

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青空がのぞく診察室から

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2020年11月02日

線路は続くよ、どこまでも♪

コロナ禍の影響でクリニックの待合室からおもちゃたちが姿を消してから半年以上経ちました。おもちゃを撤去した当初は「あれ?おもちゃがないよ」「ないっ!!」「トーマスは?」と言っていた子どもたちも、最近はおもちゃがないクリニックに慣れてしまったのか、おもちゃのことは何も言わなくなって、それがかえって申し訳なく思っています。今回のお話は、子どもたちに人気があったトーマスセットやままごとセットがまだ待合室で子どもたちを待っていた    頃のお話です。

新幹線やトーマスのレールセットやままごとの付属品などは年に2回ほど入れ替えていました。とくにレールセットの方は、メインテーマが変わるとレールや背景、小物なども大きく変わってきます。朝の診療開始時には販売会社の説明書通りにセッティングされているのですが、夕方の診療が終わってから見てみると、子どもたちが1日遊んだ後は原型を留めていないのが常でした。なので、また説明書を見ながらセッティングしていました。

今年の2月下旬だったと思いますが、その夜もレールセットは朝とはかなり様子が異なっていました。しかし、説明書と異なるその繋ぎ方は、とても新鮮でおもしろい形でした。「これは元に戻すのはもったいないな」・・・そう思って、何気なく追加のレールを何本かレールセットのプレイテーブルの上に置いておきました。次の日の夕方にはまた形を変えて延長されたレールの上で、新幹線やトーマスたちが遊んでいました。僕もおもしろくなって、さらにまた2〜3本レールを置いておきました。すると、また翌日の夕方にはさらにレールは延長され、遊びが広がっていたのです。そんな楽しい日々がしばらく続きました。

もちろん1人ではなく大勢の子どもたちの製作なのですが、大人のお仕着せの形ではなく、子どもたちの豊かな発想で、プレイテーブル内ではありますが線路はどこまでも続いて行きそうでした。ところがそれから間もなくして新型コロナの本格的な流行期に入り、残念ながらおもちゃたちは引き上げざるをえなくなりました。今は院長室の片隅で、おもちゃたちも寂しい日々を過ごしています。コロナ禍が収まり、再びおもちゃが登場して、また延びゆく線路を見てみたいと心から願っています。

投稿者 staff : 20:00

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