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青空がのぞく診察室から

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2019年07月31日

令和・・・と書くのも

令和の時代になって3か月が過ぎました。仕事柄、いろいろな文書を作成するのでが、最近は電子カルテで作ることが多くなっています。診断書や紹介状なども電子カルテが「令和元年」と記載してくれるので改元も平気です。園や心臓や生活習慣病などの管理指導表などは手書きですが、最近の様式は西暦で書くようになっているものが多いので間違えません。ただ、たまにまだ平成のものがあって訂正し忘れることもありますが、「令和・・・」と書くことにもようやく慣れてきたように思います。

一方、予防接種の用紙はまだ平成のものを持って来られる場合がほとんどです。接種後の問診票を提出する保健所からは、平成を二重線で消せば大丈夫ですよといわれているのでまだ助かっています。しかし、そろそろ令和と記載された問診票を持って来られる児も増えてきました。令和元年5月に生まれた子どもたちが生後2か月で接種するヒブ、肺炎球菌、B型肝炎の予防接種デビューです。

ところで、この予防接種ですが、近い将来追加されることになっているものがあります。最近、小学生や中学生を中心に百日咳の患児が増えて問題になっています。現行の予防接種では四種混合ワクチンの中に、ジフテリア、破傷風、ポリオと一緒にこの百日咳ワクチンが含まれています。乳児期に3回、そして1歳代に1回、合計4回接種するスケジュールになっていますが、これでは5歳ぐらいから百日咳の抗体(免疫力)が下がって、かかりやすくなってくることがわかっています。また、赤ちゃんが百日咳にかかってしまうと呼吸困難になる危険性もあります。兄弟が百日咳にかかると、赤ちゃんにうつる機会も増えてしまいます。

こうした状況の中で、就学前の児や小学生に対して、四種混合ワクチンからポリオを除いた三種混合ワクチン(ジフテリア、百日咳、破傷風)ワクチンの追加接種をするとよいことがわかってきました。百日咳だけでなく、活発でケガをしやすい子どもたちに破傷風ワクチンを追加する意義もあると思われます。今はまだ自費での接種になりますが、小学校入学前に定期接種として組み込まれる可能性も高いと言われています。令和時代の新しい予防接種スケジュールの情報には十分に注意して、防げる病気はなるべく防いで子どもたちの健康を守りましょう。

投稿者 staff : 2019年07月31日 19:26

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