香川県高松市の小児科・アレルギー科・小児循環器内科 医療法人社団裕心会 あきた小児科クリニック

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青空がのぞく診察室から

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2018年01月13日

自撮り

SNSなどでの配信も人気で、最近はスマホでの自撮りが流行っています。僕も観光地などでたまに自撮りをしたりもしますが、目線がいつも変な方を向いていて、めったによい写真は撮れません。

今回はそんなスマホ自撮りの話ではなく、“診察自撮り”の話です。先日ふと、自分が診察している時の様子ってどんな感じなのかなあと思った次第です。クリニックに来てくれる子どもたちや付き添いのご家族、そしてスタッフには僕の診察風景はしっかり見えている訳ですが、自分ではよくわかりません。自分が話している内容はもちろんわかっていますが、その聞こえ方はわかっていません。話した後にたまに聞き返されることもあるので、滑舌がイマイチのような気もしています。さらには診察している様子も自分視点からはわかっていても、第三者的な目ではわかりません。そこで、自分の診察風景を自撮りしてみたら、きっといろいろなことが発見できるのではないかなと思ったのです。もちろん子どもたちやご家族のご了解が必要ですが・・・。

第三者的に自分の診察風景を冷静に見てみると、もっとこうした方がいいという改善点があったり、これはどうかなあという反省点が見つかったり、こんな声でこんな言い方をしていたのかとわかって恥かしくなったり・・・いろいろな発見があるのかもわかりません。しばらく前の外来小児科学会のワークショップでも、自分の診察風景を撮影した動画を持ち寄ってみんなで議論し、診療内容を深めようという試みがあったように思います。

診察の方法や順番は、最初に先輩(指導医)から教えてもらった通りにやり始めて、さまざまな経験の中でそれをアレンジして自分の診療スタイルを築きあげていきます。僕が医学生だった頃にはありませんでしたが、最近では学生時代から診察技術を判定するオスキー(OSCE)という試験も導入されています。専門医制度も次第に整備されつつありますが、専門医を取ってから10年毎ぐらいに、知識や技術の再確認をするようなシステムがあってもいいようにも思います。自己流で終わってしまうのではなく、自分の診療を第三者的に見てみることも、自分の診療技術を高める一つの方法のように感じています。

投稿者 staff : 2018年01月13日 08:24

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