香川県高松市の小児科・アレルギー科・小児循環器内科 医療法人社団裕心会 あきた小児科クリニック

医療法人社団裕心会 あきた小児科クリニック 小児科・アレルギー科・小児循環器内科

プライバシーポリシー

青空がのぞく診察室から

ホーム >> 青空がのぞく診察室から >> 2017年09月 アーカイブ

« 2017年08月 | メイン | 2017年10月 »

2017年09月25日

子育てカルタ

全国10数都府県で発行されている育児情報誌に『ワイヤーママ』というものがあります。目にされたことがある方もいらっしゃると思いますが、その『ワイヤーママ香川版』に2014年初頭から『子育てカルタ』というミニコラムを連載させていただいていました。子育てに関する私見や考えをカルタ形式で表現してコメントを書いてきましたが、“あ”から始まって45回続いた『子育てカルタ』も、今月号の“を”でいよいよ最終回となりました。

この『子育てカルタ』は、10数年前に幼稚園や子ども会などでいろいろな講演をさせていただいていた頃に、話の一環として始めたのがきっかけでした。当初のカルタと比べると、時代の流れとともにそれぞれが少しずつ変化してきています。その後、そのカルタにコメントを付ける形のコラムをこのブログ内で公表し始めたことがありました。確か7年ぐらい前だったでしょうか。『あ』『い』『う』『え』『お』『か』『き』あたりまで書いたように記憶していますが、その後が続かなくなって諦めたのでした。中途半端になってしまったので、その7個のブログ内カルタは早い段階で削除しました。

今回『子育てカルタ』を最後まで続けられた大きな理由は、『ワイヤーママ香川版』が毎月発行なので「毎月書かなければいけない」という一種の義務感と、編集長の温かい激励のおかげでした。そして、自分がコラム一つでも筆が進まなくなったりするのに、毎月毎月特集や季節ネタを考えて記事にしていく編集のご苦労はすごいものがあるのだろうなとあらためて思ったものでした。自己流でちょっと独断的な『子育てカルタ』ではありますが、来院されたお母さんがお話してくれたり、感想を話してくださったりしたことも、ここまで続けられた原動力でもあります。お読みいただいた方々、本当にありがとうございました。

投稿者 staff : 08:18

2017年09月19日

日本脳炎ワクチン事情

日本脳炎ワクチンの第1期追加または第2期のワクチン接種でお電話いただいた方にはお伝えしているのですが、現在日本脳炎ワクチンが不足している状況が続いています。ワクチン製造会社の現状、需要の増加、その他様々な要因が絡んでいるようです。何のワクチンにしても地域的な偏りや個人的な不公平があってはいけないので、日本脳炎ワクチンが安定して供給されるようになるまで、日本脳炎ワクチンの接種は「第1期初回1回目と2回目をまだ接種していない子ども」、「定期接種の年齢上限が迫っている子ども」、そして「海外渡航など特別な事情がある子ども」を優先して接種するようにという通達が厚労省から来ているのです。

この状況はあと数か月で終了し、来年1月以降は供給が回復する見込み・・・とのことですので、日本脳炎ワクチン第1期の追加接種や第2期の接種希望の方は、申し訳ございませんが今しばらくお待ちください。『回復する見込み』との連絡ですが、『見込み』が『見込み違い』にならないように、切に願っているところです。

そう言えば、しばらく前にB型肝炎ワクチンが定期接種になった時にも、業者の方から「供給が・・・」と言われたことがありました。さらにさかのぼると、新型インフルエンザ騒動があった年にも新型シンフルエンザワクチンが不足気味だったので、基礎疾患を持つ子どもや特別な事情のある子どもに優先して接種するようにというお上の通達が来たことがありました。基礎疾患とはどの程度のものを指すのか、特別な事情とはどんなものかは現場任せであり、結局は丸投げのようなやり方でした。最終的に困ったり戸惑ったりするのは患者さんや医療機関です。供給の問題だけでなく、指示や対応なども含めて、管轄機関がもうちょっと主体性を持ってしっかりと指導や対応をして欲しいと思います。

いろいろなワクチンの定期接種に関しては、日本はまだまだ後進国です。ワクチンを接種すればかかりにくくなる病気ははっきりしているので、今はまだ公費接種になっていないロタワクチン、ムンプスワクチン(おたふくかぜワクチン)なども、早く公費による定期接種化を実現して欲しいものです。現に、肺炎球菌ワクチンやヒブワクチンが定期接種になってからは、この2種類の菌が原因となる細菌性髄膜炎や肺炎、重症中耳炎などは明らかに減っているのです。治療よりも、予防にお金をかけるべき時代が来ています。

投稿者 staff : 14:35

ページトップへ

Copyright © 2009 Akita children's clinic. All rights reserved.