香川県高松市の小児科・アレルギー科・小児循環器内科 医療法人社団裕心会 あきた小児科クリニック

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青空がのぞく診察室から

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2016年11月29日

キズも汚れも

我が家も築20年が過ぎました。昨年の秋には生まれて初めての遅い化粧直しをして、今年の2月には定期点検がありました。当然ながら数カ所に問題があり、補修してもらいました。補修や交換が必要な部分は別にしても、じっくり見てみるといろいろなキズや汚れがありました。

床の小さなへこみやキズ、壁紙にも引っ掻きキズや拭いても取れない汚れ、ピンの跡、もちろんいつできたか、いつ付いたかがわからないキズや汚れがほとんどなのですが、中にはその時のシーンが蘇ってくるものもあります。子ども部屋にも、子ども部屋なりの暮らしの跡が残っています。

僕が子どもの頃に忍者ごっこが流行っていて(時代がわかるけれど)、おもちゃのゴム手裏剣を押し入れのふすまに投げて遊んだことがありました。気付いた親にこっぴどく叱られたものですが(きれいに刺さるので本人はとても楽しかった)、今でも時々その話が出ることがあります。当時は怒りのシーンでも、今となっては思い出の一場面になっているのでしょう。懐かしそうに話している親の顔がそれを物語っていました。「また昔の話・・・」と以前は嫌がったりもしましたが、今では僕も彼らの気持ちがよくわかる年代になってきました。子どもは今という“点”を生きていますが、親にとって子どもは過去からの“線”で見えているものなのですね。

築20年を過ぎた我が家から、子どもたちがみんな巣立っていってからしばらく経ちました。年に何回か、何日かを一緒に過ごす程度の家族形態となりましたが、LINEなどのおかげでお互いの空気を感じることはできています。傷ついても我が家・・・というよりも、傷ついているからこそかけがえのない我が家なのでしょう。
ちなみに、クリニックは来年でちょうど10年になります。早いものです。

投稿者 staff : 21:27

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