香川県高松市の小児科・アレルギー科・小児循環器内科 医療法人社団裕心会 あきた小児科クリニック

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青空がのぞく診察室から

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2015年04月30日

学会の準備

僕たち小児科に関連がある日本の学会には、メインとなる小児科学会と小児科医会のほか、専門分野として小児循環器学会や小児アレルギー学会など、多くの団体があります。その中の一つに外来小児科学会があり、子どもの外来診療の向上を目指して、医師だけでなく看護師や医療事務など他職種の方々も交えて発表や研修をしています。その外来小児科学会の来年度全国大会が、高松市茜町の永井崇雄先生が会長をされて平成28年8月に高松市で開催されます。日本全国から3,000人近い人が集まるけっこう大きな学会です。日頃の子育てにもすぐに役立つような一般の方々向けへの公開講座もあります。

昨年から永井先生を中心に香川県の開業医20人ほどと数人の勤務医の先生方が集まって、学会開催に備えた準備委員会を1〜2か月に1回程度行っています。先日もその委員会がありました。これまで学会と言えば自分が発表したり、研修したりするためのものでした。しかし、いざ自分が多少なりとも関わって開催するとなると、いかに大変な準備が必要か、いかに多くの人手と時間が必要かが初めてわかりました。

若い頃の学会といえば自分の研究発表の場でした。とくに小児循環器学会や小児科学会ではほぼ毎年のように演題を出して発表していました。自分で発表するだけでなく、指導医からは「学会に行ったら少なくとも1回は質問をしてくるように」とも言われていました。学会で発表をする、質問をするということは、関連分野を深く広く勉強する機会になり、モチベーションの向上にもつながります。とくに全国学会での発表では容赦のない厳しい質問が飛んでくることが多いので、それなりに勉強して準備しておかないとマイクの前で立ち往生することにもなりかねません。多くの小児科医にとって最初の学会発表は各都道府県単位の小児科学会○○地方会などが一般的です。僕も徳島大学小児科に入って6か月後の徳島地方会で血液関連の病気について発表したのがスタートでした。もちろん地方会でもいくつか質問は出ますが、全国学会に比べるとちょっぴり優しい(易しいではなく)雰囲気があります。そうした地方会で1〜2回学会発表を経験した後、全国学会へとデビューしていくのでした。

自分の学会発表を振り返ってみると、満足できた時よりも冷や汗をかいた時の方がより鮮明に思い出されます。開業してからと勤務医時代との大きな違いは、夜間の当直がないことと学会発表から遠ざかってしまって聴くだけの学会になってしまっていること・・・今回の学会開催準備を通して、もう一度あの頃の雰囲気を思い出してみたいと思います。

投稿者 staff : 08:17

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