香川県高松市の小児科・アレルギー科・小児循環器内科 医療法人社団裕心会 あきた小児科クリニック

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青空がのぞく診察室から

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2014年07月31日

子どもたちを通して

学校や幼稚園が夏休みに入りました。クリニックに来てくれている子どもたちからも、お出かけやイベント、総体などの話が多く出てくるようになりました。そんな姿を見ていると、自分が小学生や中学生だった時のことを思い出したりもします。

夏休みの開始や終了時期は今でも地域によって違いはありますが、僕が小学生の頃は今より始まりが遅くて7月25日か26日からでした。登校日が8月10日ぐらいと8月21日で、朝のラジオ体操もけっこう長くやっていた記憶があります。自分の誕生日が8月の終わり頃なので、4年ほど前にもこのブログに書いたように、誕生日前後には毎年のように工作や絵、読書感想文の宿題をやっていたものでした。

クリニックの子どもたちだけではありません。自分の子どもを見ていても、彼らが10歳、15歳、20歳、25歳と何らかの節目の年齢になった時に、同時期の自分を思い出すことがあります。それぞれ、純粋に遊びまくっていた頃、慢性の腎臓病で悩んでいた頃、前回のタイトルそのままに“裏通りの赤信号”だった大学浪人時代、大学生活を謳歌していた時代・・・などにあたります。

今の自分ならば当時とは違う過ごし方をしていたとは思うのですが、もう一度同世代を生きたとしても、やはり代わり映えのしない日々を送ることでしょう。あそこでこうしていれば・・・、もうちょっと頑張っていれば・・・、こんなところは今も変わっていないけど・・・など、だいたいは反省点や後悔ばかりが浮かんできます。なので、子どもたちにもあまりいろいろ言えないなあとは思いながらも、そこはやはり親の常、ついつい小言や注文ばかりが口をついて出てしまいます。

でも、子どもたちを通して同世代の自分をもう一度振り返ったり見つめ直したりすることができると感じています。今から40年ほど前から“自分史”が注目され始めたようですが、ワープロやパソコンの普及とともに自分史を作成する人が増えてきているとのことでした。僕はまだそんな気にはなれませんが、自分史を振り返ることは残りの人生を考え直す良いきっかけになるらしいので、本物の“おじいちゃん”になったら考えてみようかな?

投稿者 staff : 13:06

2014年07月26日

裏通りの赤信号

先日、所用のため車でサンポートに向かっていました。クリニックを出るのが予定より遅くなってしまったので、その日はかなり焦っていました。そのため、ふだんはあまり通らない裏通りに入っていきました。でもそんな時に限って、信号に何度も引っかかったりするものです。

「いつもと違う道に入ってきたのは失敗だったなあ・・・」と思いながら、青のままで変わる気配のない左右の信号を見ていました。すると、すぐには気づいていなかった景色が目に入ってきました。ちょっと洒落たたたずまいのお店屋さんが数件並んでいて、その横には小綺麗に整えられたお家、そして玄関に飾られた鉢植えの花・・・表通りを走っていた時には知らなかった高松市の一角の温かな街並みでした。しばらくして信号が変わり、車を再発進させた時には、さっきまでの焦った運転はどこへやら、穏やかな気持ちでハンドルを握っている自分に気づきました。

ふだんと違う道を通った時、あるいは同じ道でも信号で止められてちょっとした時間ができた時・・・そんな場合に初めて気づくことができる新鮮な風景があります。列車での旅も同様ですね。特急などで一気に通った時には気づけず、たまたま特急に乗り遅れて各駅停車に乗らざるを得なかった時にしか見えない光景もまたあります。

僕らは時間短縮というメリットの代わりに、いろいろな気づきのチャンスを捨てているのかもわかりません。たまには違う道で、たまには立ち止まって、たまには各駅停車で、ゆったりと時間を見送る日々も必要なのでしょう。人生において、僕もそろそろ道草や途中下車をしたい年齢にもなってきました。

結局、その日は19時に始まるサンポートでの重要な会合に遅れることもなく、結果オーライの夕暮れドライブでした。

投稿者 staff : 17:31

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