香川県高松市の小児科・アレルギー科・小児循環器内科 医療法人社団裕心会 あきた小児科クリニック

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青空がのぞく診察室から

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2014年06月22日

マイナスを比べる

「いろいろ迷った時、一般的にはプラス面を比較して考える人が多いのですが、むしろマイナスの部分に注目して考えた方がいいのです。」
しばらく前のある講演会で、講師だった臨床心理士の方が話されていた内容が僕にはとても印象的でした。

Aを選ぶかBを選ぶかを決める場合、Aを選んだ時のプラス面とBを選んだ時のプラス面を比べてみて、自分にとってどちらがいいのかで判断するのが通常です。これに対して、講演会で伺ったのは『マイナスを比べる』という発想でした。Aを選んだ場合のマイナス面とBを選んだ際のマイナス面を考えて、どちらのマイナスなら自分として受け入れることができるか、自分自身に責任が取れるか・・・という基準で決めた方がよいというお話でした。

たとえば・・・ある人に転職の話が来た。今の仕事に満足しているし、やり甲斐も感じている。誘われている転職先は他県なので単身で行くか、子どもも転校して家族で行くか?待遇面では今よりも好条件であるが、自分が望んでいる分野ではない。こういった場合、A:現状維持、B:転職の比較で悩むことになります。プラスに重きを置く考え方なら待遇の部分が全面に出てきます。一方、これをマイナス比較の考え方でいけば、Aのマイナスは待遇面がよくないということ、Bのマイナスは単身赴任または転校、さらに希望分野ではないということ。それで、待遇面が受け入れ難いと思ったならBを、家族環境ややり甲斐の変化が受け入れ難いと考える人はAを選択すればよいということになります。

それから・・・最近ちょっとお腹周りが気になってきた。何とかしたいけれど・・・フィットネスクラブにでも入ろうかなあ?A:入る、B:入らない・・・入った場合のマイナスは、時間の制約がある、知り合いに会うかもしれない、続かないかもしれない。入らない場合のマイナスは、独力では運動を継続しづらいのでこのまま中年腹かもしれない。どちらが本当に受け入れがたいか?まあこれは僕自分のことなので、結論はそのうちにわかりますね。
いずれにしても、講演会でこの話をお聞きしてから、どうしようかと迷った時に僕も『マイナスを比べる』考え方を何度か実践しています。大人だけでなく、子どもたちにも役立つ考え方だと思います。

今回は慌ただしい日曜日の朝にブログを更新しました。今日6月22日は、例の看板事件以来の休日当番です。

投稿者 staff : 08:18

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