香川県高松市の小児科・アレルギー科・小児循環器内科 医療法人社団裕心会 あきた小児科クリニック

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青空がのぞく診察室から

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2014年04月30日

二人の空間

「忙しいから」、「そんなことはどうでもいいから」、「それは僕とはあまり関係ないから」、「興味がないから」・・・こういった言葉を並べて、ずっとやり過ごしてきた時間がありました。いろいろな理由付けをして、自分の世界だけを歩いていた時期がありました。何のことかって?僕たち夫婦の問題です。もちろん仕事が忙しくて疲れていたとか、やらなければいけないことの期日が迫っていたとか、難題があってテンパっていたとか、その時なりの多少の事情もあるにはあるのですが・・・。

「今日こんなことがあってねえ・・・」、「これってどう思う?」・・・具体例をあげればいっぱいあってきりがありませんが、そんなこんなで妻が話しかけてきた時・・・、結婚当初ならいざ知らず、数年経ってからは僕の方は“聞いているようで聞いていない”的な対応が増えていた時期がありました。

こんなことを書いているからといって、夫婦喧嘩をしたわけではありません(誤解のないように)。妻に何かを言われたわけでもありません。最近は二人で過ごす時間が増えているのですが、先日、些細なことで楽しそうにしている彼女を見た時に、『あ、この人はこういうことでも幸せを感じられるんだ』と改めて気づいたのでした。それと同時に『日頃の小さな呼び掛けや話し掛けに対して、自分は真剣に向き合ってきていたのかなあ』と思った次第です。

「ああ、そうなんだ。それで?」、「それはおもしろいねえ」返す言葉はいろいろあるのでしょうが、日常生活の中で“きちんと向き合う”、“同じ話題や興味あるものに目を向ける”、“心のありかに思いをはせる”という心掛けがちょっぴり欠けていたのかもなあと・・・。子どもたちが巣立っていくと、必然的に二人だけの空間、夫婦だけの時間が長くなります。お互いに向き合う機会が増えるわけですが、向き合うこと以上に同じ方向を向いているということが実は大切なんじゃないかなあと感じている今日この頃です。

投稿者 staff : 20:36

2014年04月28日

広くなった空間

朝起きて洗面所に行って思うのは、小物入れや歯ブラシ立てなどのスペースにやたらと隙間が目立つということ・・・。数年前までは5本の歯ブラシが立っていて、洗面所の物入れにも髪やスキンケア用品などが並んでいたものです。けれど、一人また一人と子どもたちが巣立って行き、それとともに風景も少しずつ寂しくなっていきました。洋服ダンスや靴箱の空間もずいぶん広くなってしまいました。子育ては子どもが独り立ちするまでの援助期間とも言えるので、ある意味では喜ばしいことなのですが・・・。

我が家の子どもは3人ですが、僕自身は一人っ子でした。たまたま地元の大学に進んだので、僕が親元を離れたのは大学を卒業した翌年に県外の病院に転勤した時でした。なので、実家で暮らした期間はけっこう長かったと言えると思います。しかし、一旦県外に出て勤務が始まると、HPの『心臓病の子ども達と共に』というコラム内にも書いていますが、実家に帰ったのは1年間でたったの数時間・・・。自分が親の立場になってつくづく感じていることは、当時の両親はさぞや寂しかっただろうということ。3人家族が2人暮らしになって、おまけにめったに帰っても来ないわけですから、今の我が家以上に空間が広く感じられたことでしょう。

もちろんそういう類のことは一言も言わない親でしたが、もっとまめに連絡してあげればよかったなあと今になって反省しています。両親は2人とも80歳を超え、それぞれにある程度の病気を抱えています。ただ、子どもとして尊敬するのは、その歳になっても、病を抱えていても、まだまだ希望を持って趣味や習い事を続け、まだまだ前を向いてくれているということです。不肖の息子は、自分が親になって子どもの巣立ちを何度か体験してから、こまめに連絡を入れるようになりました。

すっかり寂しくなってしまった我が家の空間も、そしてそれぞれの実家の空間も、GWや夏休み、お正月には少しだけ狭く温かくなります(なって欲しいな)。

投稿者 staff : 20:32

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