香川県高松市の小児科・アレルギー科・小児循環器内科 医療法人社団裕心会 あきた小児科クリニック

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青空がのぞく診察室から

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2013年07月31日

ダブルヘッダー

子どもの頃、テレビの主役はプロ野球中継でした。野球好きの父親と一緒に僕もよく見ていました。日曜日などには、ダブルヘッダーといって同じ2チーム同士の対戦が続けて2試合組まれていたりもしました。最近は日程に余裕を持たせていたり、ドーム型の球場が増えたりした影響もあり、プロ野球でダブルヘッダーを見ることはなくなりました。野球中継そのものも地上波からは消えているので、以前と比べるとすっかり様変わりしています。

7月の初旬には、僕も小児科関連の学会でいわゆる“ダブルヘッダー”を経験しました。7月11日から13日までは小児循環器学会、14日から15日までは小児皮膚科学会が開催されました。僕はどちらも学会員なのですが、今年は小児循環器学会が新宿、小児皮膚科学会が品川といずれも東京開催で、しかもまるで両方の学会に出席してくださいとでもといっているような日程だったのです。連日35℃を超える暑い東京でしたが、充実した5日間(実際の参加は4日半)を過ごしてきました。

小児循環器学会は主に子どもの心臓の病気を中心に扱っています。極端な言い方をすれば、見えない心臓関連の病気を見えている症状や所見から考えていく訳です。これに対して、小児皮膚科学会は見えている子どもの皮膚症状から見えていないアレルギーや病気を考えていく訳です。どちらも主な対象は子どもですが、考え方やアプローチの仕方は表裏一体のような印象を受けました。

個人的なことをいえば、最近は皮膚の問題に興味を持って取り組んでいるので、今年の小児皮膚科学会への参加も非常に有意義でした。残念ながら、5月の研修会の時のようなサプライズな出会いはありませんでしたが・・・。
この二つの学会は毎年同じような時期に相前後して開催されています。それでも、今回のように両方とも参加できる機会はそう多くはないでしょう。ただプロ野球と一緒で、真夏の“ダブルヘッダー”は体力的にけっこう大変な面もありますね。

投稿者 staff : 19:37

2013年07月29日

天敵

子どもの頃から、どうしても食べられないものがいくつかありました。コンニャク、ナス、納豆、ヨーグルトです。コンニャクはあのヌルヌル感、ナスもあのグニュグニュ感、納豆はあの臭いとベタベタ、そしてヨーグルトも臭いとドロッとした食感がどうしてもダメでした。家ではあまり出されることがなかったので、余計に克服できなかったのでしょう。当時の給食も今と違って凝ったものではなく、あまり苦労することはありませんでした。

高校の頃の弁当や大学の昼食などでは、フライ物やミートボール、カツ、焼き魚系が主流で、“天敵”と遭遇する機会はほとんどありませんでした。
困ったのは友だちの家に行ったりした時でした。オヤツを出してくれることもあったのですが、時にヨーグルトを付けてくれることもありました。・・・何とかがんばりました。
大学を卒業して東京にいた時のことです。昼食は病院の食堂で摂ることが多かったのですが、どうも関東の人は納豆を食べる習慣があるようで、昼食会場はあちらこちらで納豆の臭いがただよっていました(いるように感じました)。数ヶ月経った頃にはさすがに臭いには慣れていましたが、自分が口にする気にはなれませんでした。

ところが、これらの“天敵”も近頃はずいぶん様子が変わりました。
食事を作ったり内容を考えたりする人が母親や自分から妻に代わった影響が大きく、コンニャクやナスも形や味を変えて、多い時には2〜3日に1回程度、食卓に並ぶようになりました。独身時代に比べると、確実に洋風から和風中心に変わりました。それから、家系的に高血圧や心疾患があるため、生活習慣病対策として週に2〜3回は納豆を食べるようになりました。ヨーグルトもピロリ菌などに効果的なものがあり、ドリンクタイプのものを積極的に飲むようにしています。
本当に習慣というのは恐ろしいもので、あれほど嫌だったこれら“天敵”の味が、今ではとてもおいしく感じられるようになりました。

健診などでも、「野菜を食べてくれない」、「お肉を食べない」といった話をよく耳にします。たしかに野菜そのものを嫌がっても、細切れにしたりして工夫すれば野菜を摂ることは可能です。今は子どもにとって“天敵”の食材でも、将来的には僕のように良き“相棒”に変わる可能性もあります。気長に見てあげて欲しいと思います。

投稿者 staff : 08:13

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