香川県高松市の小児科・アレルギー科・小児循環器内科 医療法人社団裕心会 あきた小児科クリニック

医療法人社団裕心会 あきた小児科クリニック 小児科・アレルギー科・小児循環器内科

プライバシーポリシー

青空がのぞく診察室から

ホーム >> 青空がのぞく診察室から >> 2009年12月 アーカイブ

« 2009年11月 | メイン | 2010年01月 »

2009年12月24日

久々の寝だめ

休日だった23日、目が覚めると午後2時近くになっていました。14時間以上も寝ていたようです。このところ公私ともにいろいろと忙しく、なかなかゆっくり眠ることもできなかったので、久々の寝だめでした。
若い頃は結構な寝坊だったので、僕の周りの人たちは社会人になったら苦労するだろうと心配していたようです。確かに学会の時に寝過ごしそうになって焦ったこともありますが、なんとかやって来られました。当直などの時も、気分が当直モードなので、電話のコールも2〜3回ぐらいで対応することができていました。やはり、人は気分や立場に左右される部分が大きいようです。

最近、諸々の雑事や知人の病気などで意気消沈する日々がありました。そんな時でも、クリニックに来て、着替えて診察室に出て、かかりつけの子どもたちの顔を見ていると、いつもの自分に戻ることができました。生活発表会の衣装をわざわざ着て見せにきてくれた男の子、いつもウルトラマンの話で盛り上がる男の子がくれた大切な映画のチラシ、手術で頑張った報告に来てくれた女の子、新型インフルエンザが治って発表会に間に合ったと喜んでくれた女の子・・・意気消沈することはあっても、医気消沈することなく過ごせたのはそんな子どもたちのおかげでした。

生活発表会の衣装を見せに来てくれた男の子は、その日が予防接種の日でした。勇んでニコニコしていた顔が注射器を見た途端にゆがんで、結局大泣きの注射となりました。「先生に服を見せる」と張り切ってやって来てくれたのに、その見返りは痛い注射でした。それなのに、診察室を出ていく時にはいつも通りに手を振ってくれて、ちょっぴり笑顔も戻っていました。
彼だけでなく、インフルエンザの迅速検査で鼻を痛がったり、血液検査や点滴でつらかったり・・・病院というところは子どもたちに痛い思いや嫌な体験をさせてしまう場所なのですが、かかりつけの子どもたちの多くは、最後は笑顔を返してくれます。「ああ、今日も子どもたちに許してもらえたな」と思える瞬間です。

人は気分や雰囲気に左右されることが多いと書きましたが、子どもたちは大人以上に正直で敏感です。僕たちが痛い思いをさせても、許してもらえるような日常診療での関わり方や言葉の掛け方を心がけたいと思っています。
昨日の寝だめのおかげで、当分はハードスケジュールでも大丈夫そうです。でも、今夜はクリスマス・イブなのにここでこんなことしてていいんやろか?

投稿者 staff : 22:22

ページトップへ

Copyright © 2009 Akita children's clinic. All rights reserved.