香川県高松市の小児科・アレルギー科・小児循環器内科 医療法人社団裕心会 あきた小児科クリニック

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青空がのぞく診察室から

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2009年03月23日

みんなって言っても

「みんなゲームを買ってもらってるから」「友だちがみんなケータイ持ってるから」子どもたちはよくこんなことを言って、ゲームやケータイを買ってもらおうとします。「みんなが遊びに行くから」「みんなやってるから」そんなことを言ったりもします。

でも、この”みんな”が結構クセモノで、友だちが10人いたとして、そのうちの2〜3人が持っていれば「みんな持ってる」ということになるし、数人が行けば「みんな行くから」ということになります。子どもたちのいう”みんな”はけっして”全員”ではないし”多くの”や”大多数”でもないし、みんなって言ってもたいていは自分にとって都合のいい”少人数だけどみんな”なのです。

最近では「みんなケータイを持ってるから」なのか、持っていない子どもを見つける方が難しい時代です。子どもにケータイを持たせるということは、子どもと連絡が取れるということ以上に、親の知らない子どもの世界が広がるということです。その結果として多くの社会問題が生じてくると、今度は一斉に「学校へのケータイ持ち込み禁止」というおふれが出ることになります。それも最終的な結論は各学校に任せるといったような中途半端な決定です。どうもこの国の偉い人たちは、自分で責任を取りたがらないようで、形だけの方向性は示すものの、自分には責任がかかってこない示し方が得意です。

最近のヒブワクチンや日本脳炎ワクチンなども同様で、現実にワクチン数の確保ができていないのに、場当たり的、見切り発車的に決めてしまうのでは、ご家族の戸惑いや現場の混乱を招くばかりです。希望される方が“みんな”平等に受けられるように、ひいては公費で確実に受けられるように、大人のためでなく子どもたちにとってプラスとなるように配慮して欲しいものです。

投稿者 staff : 08:45

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