香川県高松市の小児科・アレルギー科・小児循環器内科 医療法人社団裕心会 あきた小児科クリニック

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青空がのぞく診察室から

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2008年07月27日

体育の時間

木曜日の午後、子どもたちと松島町の「ラウンド・ワン」に行ってきました。夏休み中にも関わらず意外に空いていたので、3時間ほど思う存分に運動できました。本格的に身体を動かしたのは久々でしたが、バッティングマシンやストラックアウトを中心に、サッカー、テニスなど動き詰めでした。相手が10代の男子なので終盤はさすがに付いていけませんでしたが、想像以上に身体は動いてくれました。

しかし、子どもたちの心配は翌日見事に当たってしまいました。腕は後ろに回らないし、大腿も上がらず、左足首は痛んで・・・金曜日と土曜日の診察中、ぎくしゃくした動きをしていなかったでしょうか?あれから3日経ちましたが、まだ筋肉痛が続いています。これを機会に、鈍りつつある身体のためにまた何か始めようと思いました。

子どもたちが小さかった頃は、休日のメニューも簡単でした。近くの公園、たまには空港公園などに、野球用具やバドミントン、ドッジボールなどを持って出かけるだけで十分でした。前回の「絵本の時間」の中で、幼かった頃は何を読んでもらったかということ以上に、絵本を読んでもらうことで親と一緒にいたかっただけではないかという内容のことを書きました。休日もそれと同様で、当時は何をしたかということよりも、親と一緒の時間を過ごし、一緒に身体を動かすことで満足してくれていたように思います。

それが成長してくると、何をしたかという内容が大切になり、親と一緒の時間よりも友だちと一緒の時間を好むようになります。親としては淋しい部分もありますが、「子育ては巣立ちの準備期間」ということを考えると、それが望ましい成長ぶりであるとも言えます。でも、子どもたちにとっては、幼い頃に絵本を読んでもらったり、親子で一緒に走り回ったり、そんな体験の積み重ねが一番の財産のように思います。思春期になって何かでつまずいた時に、そんな記憶が目に見えない支えになってくれたり、踏みとどまるブレーキになってくれたりするものです。

今回僕が付き合わされたのは、子どもだけでは立ち入り禁止という学校の規則と、資金的な問題が大きな理由だったようです。でも、僕の身体もけっこう喜んでいたので、筋肉痛が治ったら今度はこっちから誘ってみようと思います。会員カードも作ったことだし・・・。

投稿者 staff : 20:42

2008年07月22日

絵本の時間

7月20、21日の両日は、第10回「子どもの心」後期研修会で東京に出かけていました。以前に書いたように「子どもの心」相談医の資格更新のためのお勉強でした。とにかく暑かったのですが、高松は東京以上に気温が高かったとか。今年もまた水不足の心配が出てきたようです。

以前は東京に出張すると、今はもうなくなってしまった八重洲ブックセンターによく立ち寄っていました。子どもたちが幼かった頃の東京みやげは、大丸や空港で買ったおもちゃか八重洲ブックセンターで見つけた絵本でした。どちらかと言えばおもちゃの方が好評でしたが、地方では見つけにくいように思えるしゃれた絵本の方が親としては選び甲斐がありました。そんなことをなつかしく振り返りながら八重洲付近を歩いていて、ふと思い出したことがありました。幼稚園児だった二男に絵本を読んでやっていた時のことです。

当時も帰宅は遅く、父親としてゆっくりつき合えるのは子どもたちが寝るまでのしばらくの時間しかありませんでした。ですから、長女が幼かった頃から、寝る前には少しでも本を読んであげるようにしていました。でも、僕が二男に読み聞かせをする頃には上の2人は自分で読んだりしていたので、二男は気が散ったりしてあまり聴いてくれていないように思えました。「おとうさん、きょうもほんよんでね」と自分から本を選んで持ってくるくせに、いざ僕が読み始めると聴いているのかいないのか、時には手遊びやおもちゃ遊びが始まりました。それを見ると「ちゃんと聴いていないから、もう読んでやらん!」でオシマイ、こんなことが何度もありました。

でも、今になって振り返ってみると、まだ幼かった二男は父親に本を読んでもらうことよりも、父親と一緒にいる時間や、自分のためだけに時間を使っている父親が欲しかったんじゃないかなあ・・・と。彼が生まれた時には既に姉や兄がいた訳で、当時の二男には、その時間に本を読んでもらうことしか父親を独占する方法がなかったのかなあと思い当たったのでした。だから、本の内容よりも、ただ読んでもらっているというだけで満足していたのでしょう。二男にすれば、父親と唯一2人で過ごせる大切な時間だったのかもわかりません。その頃の僕にはそこまで考えられる経験も余裕もなかった訳で、今頃になってゴメンナサイですね。

今回、ホテルから彼に電話でおみやげの希望を聞いたら、「何でもいいけど、まだ買ってきてくれたことのない食べ物」ということでしたが、まあ大きくなったらそんなものでしょうよ。

投稿者 staff : 08:16

2008年07月10日

定期テスト

前回のブログ更新から約4週間が過ぎ、いつの間にか7月も中旬となりました。子どもたちは定期テストも終わり、それぞれ夏休みや総体などに向けて本格的に動き始めている頃だと思います。定期テストなんて学校時代だけのもの・・・と思っていたら、世の中はそんなに甘くはありませんでした。

僕たちのクリニックでも6月中旬以降に、香川社会保険事務局による診療に関する個別面談、そして保健所によるクリニックへの立ち入り調査と、二つの大きな行事が続きました。個別面談では保険診療機関として正しい適用ができているかどうか、また保健所の立ち入り検査では診療所として望ましい環境や態勢にあるかどうかなどがチェックされるものです。いわば開業後1年が経過した診療所にとって、必須の“定期テスト”といったところでしょうか。幸いにも、どちらも合格点をいただくことができ、遠い学生時代さながら、今はテストを終えてホッとしているところです。ただし、“定期テスト”なのでまた数年後にも同様に保健所の立ち入り調査があるはずです。学生時代のように追試や再試を受けることがないよう、引き続き油断をせずにやっていこうと思います。

医療機関として先見性のある望ましい診療を続けていくためには、「当たり前のことを当たり前と思わない」ことと「当たり前のことが当たり前にできる」ことのバランスが重要だと思います。今、自分たちがしていることややり方を当たり前と思い込まず、たまには違う視点から考えてみる。また、自分ができないことややれていないことを当たり前と思わず、取り組む努力をしてみる。こうした「当たり前のことを当たり前と思わない」視点から、最近はいくつかの新しい治療法が生まれています。
たとえば、傷の治療は消毒したりガーゼを替えたりして乾燥させていましたが、最近は浸潤療法といって消毒をせずに密封させる閉鎖浸潤療法が新しい常識になりつつあります。有熱時の入浴や、離乳や断乳に関する考え方、スキンケアなども、以前の常識が新しい常識に変わりつつあります。

そしてもう一方では、医療現場として「当たり前のことが当たり前にできる」ことも、望ましい診療には重要だと思います。最近、医療機関での点滴の作り置きとか採血方法などをめぐるニュースが報道されました。医療従事者には「当たり前のことが当たり前にできる」古い視点と「当たり前のことを当たり前と思わない」まっさらな視点が必要なのではないでしょうか。

クリニックの“定期テスト”以外でも、この1ヶ月間は私生活がいろいろと忙しかったので、ブログの更新ができなくても当たり前・・・みたいな気持ちが自分の中にあったのも事実なので、あんまり偉そうなことは言えませんが。

投稿者 staff : 22:45

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