香川県高松市の小児科・アレルギー科・小児循環器内科 医療法人社団裕心会 あきた小児科クリニック

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青空がのぞく診察室から

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2008年03月17日

”修正”

前回の「夢の途中」の続きのような感じですが・・・。僕は人生で一番大切なものは、この“修正”という姿勢だと思います。病気になったこと、失敗したこと、できなかったこと、仲たがいしたこと・・・自分がそうだったからかもわかりませんが、人生はうまくいくことよりもうまくいかないことの方が多いように思います。うまくいかなかった時や窮地に陥った時に、それをどう修正していくか、言い換えれば、どう生かして次につなげていくか、それが一番重要なことのように思います。結局は、考え方や気持ちのもって行き方で、そこから先が大きく変わってくるような気がします。

この“修正”能力の大きい人と小さい人とがいますが、周囲に“修正”を手助けしてくれる人がどれだけいるかで、人生の苦楽が多少なりとも変わってくるように感じています。

大人以上に、子どもはこの“修正”が大事だと思います。今回うまくいかなくても次にチャレンジしよう、今できなくても次はできるかもしれない、病気があってもうまく共存してできることを見つけていこう、あれは確かに苦手だけどこれなら何とかやれそう・・・そんな気持ちになれるように“修正”してあげることが、親や大人の本来の役割だと思います。それがついつい「言った通りにやらないからできないんだ」「だからお前はダメなんだ」といった“修正”する力を弱めてしまう言葉が口をついて出てしまうことも、親の常でしょう。

最近よく言われている「生きる力」とは、結局この「修正力」ではないかと思っています。子どもたちの「修正力」を少しでも高めていくために自分たちのクリニックが役立つこと、それもまた僕の夢の一つでもあります。

投稿者 staff : 08:39

2008年03月16日

夢の途中

ややこしい確定申告の準備、電気工事や予約システムLAN追加工事、心臓検診結果の整理、その他諸々の所用に加え、生来のムラっ気が災いしてしばらくご無沙汰しておりました。

先日、クリニックに1本のうれしい電話がかかってきました。心臓病を持つ高校生からでした。今回の入試で第一志望の大学に合格しましたと、元気な声で教えてくれたのです。昨年の今頃も、大きな手術を経験した一人の女の子が、前勤務先に大学合格後のうれしい顔を見せてくれました。子どもたちの病気が回復するのは大きな喜びですが、こうしたニュースもまた格別の嬉しさがあります。

心臓病に限らず、何かの病気を持っているということは確かに大きなハンデです。自分が腎臓病だった頃も、何かにつけて病気に逃げていた頃がありました。「病気だからできなくても仕方ないし・・・」「誰かが何とかしてくれるだろう」「集中力がないのは病気が気になるから」そう言いながら腎臓病の治療となると、今度は「勉強が気になるから」「何でも食べないと集中力がつかないから」とか勝手な理由をつけて、本気で治療に取り組めないのです。どっちを向いても、現実から逃げる方向にしか考えられない青い時代がありました。結局、自分が何とかするしか解決法はないんだという単純な事実に気づくまでには、結構時間がかかりました。そのおかげで浪人生活も人よりは長かったのですが・・・。

今年大学合格を果たした彼も昨年の彼女も、現実から逃げることをしなかったからこそ、見事現役合格したのだと思います。部活動と勉強の両立は大変だと言いますが、勉強と闘病の両立はもっと大変だったと思います。でも、この合格はまだ彼らの夢の途中です。本当の夢はまだもう少し先にあると思いますので、いつかまた成長した姿を見せてくれる日が今から楽しみです。

そんな彼らの長い人生の1シーンに、このクリニックが、自分が、そしてスタッフたちが、たまに登場できることこそが、僕の夢の途中でもあります。

投稿者 staff : 21:55

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