香川県高松市の小児科・アレルギー科・小児循環器内科 医療法人社団裕心会 あきた小児科クリニック

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青空がのぞく診察室から

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2008年02月24日

協調性に問題が・・・

僕の小学校の通信簿(当時はこういう呼び名でした)で6年間最後まで変わらなかったものがあります。それは協調性の評価覧でした。今の成績表と違って教科は1から5までの5段階評価だったし、積極性や協調性などの人物評価もありました。そこには決まって「協調性に問題があります」とか「協調性に乏しく〜」という文字が書かれていました。本人はあまり意識していませんでしたが、自分勝手、独りよがり、言い出したら聞かない・・・みたいな部分が強かったようです。一人っ子だった影響もあるのでしょうが、一人っ子がみんな協調性に乏しい訳でもないので、最終的には自分の責任だったのでしょう。

今はちょうど大学入試シーズンです。ニュースでも偏差値がどうだとかセンター試験で何点とか、連日のようにいろいろと情報が流れています。しかし、一旦医療の世界に入ってみて感じるのは、この分野ではそういった数字よりもコミュニケーションの能力が一番大切なのではないかということです。

患者さんやそのご家族とのやりとり、「患」という字のごとく心が串刺しになっている状況を察した上での感情のキャッチボールを基本として、同僚医師、看護師や事務方、放射線技師や検査技師などのコメディカルとの関係、さらには渉外的なことまで、すべてがコミュニケーションに始まってコミュニケーションに終わるのです。もちろん、前提として確固とした知識や技術を身につけておくのは当然です。

協調性に問題があると書かれ続けた少年時代を糧として、クリニックでは独りよがりの暴走をしないように心がけてはいますが・・・。

投稿者 staff : 15:58

2008年02月20日

管理という言葉

クリニックの入口の掲示板には、管理責任者として当然ですが自分の名前が提示されています。院内の診療はもちろんのこと、設備や環境も含めてあらゆる面に管理者としての責任があります。

思えば自分もこれまでに数多くの上司、いわゆる管理職の先輩のもとで働いてきました。職場で部下を管理することは大変だとよくいわれますが、人を管理するとはどういうことでしょうか。仕事の内容、行動や態度、発言内容、あげればきりがありませんが、管理すべきものはそういった目に見えるものではないと思います。どういう気持ちで働いているのか、どんな状況で仕事しているのか、今の仕事をどう感じているのか、目には見えないそういったことの方が重要な気がします。そして、そんな内容の話ができる人間関係を作ることこそが管理職の仕事のように思います。目には見えにくいそんな部分がある程度把握できていれば、仕事はちゃんとついてくるものだと思います。

子育ても同じではないでしょうか。親は子どもの管理者ではありません。必要以上に子どもの行動を制限したり命令したり、生活に過度な制約を加えたりするのではなく、子どもの気持ちや立場、状況がどんな状態なのかを把握することに力を注ぐべきだと思います。目に見える普段の言動以上に、あまり目につきにくい部分こそが大切なように思います。

親が管理者として君臨している子どもは、成長してから大きくつまずきやすいような印象があります。管理者や監督としての親ではなく、手を後ろに組んでじっと見守っていて、いざという時に背中を押してやるそんなコーチでいられたらいいのですが・・・現実には自分も難しいです。

投稿者 staff : 22:36

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