香川県高松市の小児科・アレルギー科・小児循環器内科 医療法人社団裕心会 あきた小児科クリニック

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青空がのぞく診察室から

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2007年08月30日

バースデイ

6月5日に開院してから約3ヶ月が過ぎました。多方面、多分野の方々に支えていただきながら、手探りでようやくここまで来た感じです。3ヶ月といえば、子どもならボチボチあやし笑いが出始め、首が少しずつしっかりしてくる頃です。小児科診療所として、当クリニックの成長具合はいかがでしょうか?来年6月5日の1歳のバースデイの頃には、皆様に認めていただけるような診療所として成長していられるように、スタッフとともに努力していこうと思っています。

スタッフといえば、彼女たちは偶然にも縁があって、看護師としてあるいは事務員としてクリニックに参加してくれている訳です。彼女たちには後年になって、人生のある期間にここで働いていたということを、なつかしく振り返ってもらえればいいなと思っています。自分の子どもたちよりも、夫や父親よりも、院長に一番手がかかるとの声も上がっているようですが・・・。ちなみに8月 29日は僕のバースデイで、スタッフから贈られたケーキは抜群の味でした。

ところで、最近は予約診療が好まれる傾向にあります。また、インターネットや携帯電話による予約受付も盛んになってきました。当クリニックも予防接種、乳幼児健診や小児循環器外来のほか、充分に時間をかけて診察させていただいた方が望ましいと思われる心の相談や発達相談なども予約制にしています。しかし、あくまでも電話による予約をお願いしています。これは、相談の内容に応じて診察予定時間(予約枠)の長短を決める必要があるためと、声が聞こえる電話という手段であらかじめクリニックとのつながりを持っていただいておくことが、後々の診療に生きてくるからです。先日、ネット予約システムを勧めてくださる方もいたのですが、当クリニックがめざしている診療のために、声や内容を直に感じ取ることができる電話予約にこだわっていきたいということをお話ししました。

「先生、1歳のバースデイなんてまだまだ先のことを考える前に、もうすぐやってくる休日当番デビューの時のことを考えておきましょう!」・・・はい、その通りでした。

投稿者 staff : 23:42

2007年08月26日

バッグの中身

開業してから、と言ってもまだ3ヶ月も経っていない訳ですが、このところ学会や研究会にはまったく出席できていませんでした。「学会出張=専門医学知識の集中学習」という若い時代から「学会出張=つかの間の休息日」という修行時代、「学会出張=必ず演題発表」という真面目時代、「学会出張=繁華街の夜間パトロール」という頃もあったし、「学会出張=懐かしい同窓会」という時もありました。学会や研究会といっても、小児科全般を広く扱うものから、小児循環器や川崎病、小児アレルギーといったやや専門的な会も多くある訳なので、関わりのある学会や研究会すべてに出席しようとすれば、周囲への迷惑と結構な費用がかかってしまいます。

学会に出掛ける時のバッグの中身をこっそり見てみると、その学会に対する心構えがよくわかります。演題発表がある時はノートパソコンやUSB、発表資料などが入っているし、大きなポスターケースを持って行くこともあります。反対に、出掛ける時のバッグの中身は抄録集と着替えだけ、帰ってくる時には看護師さんたちへのおみやげで一杯ということもあります。僕も最近は演題発表の機会がすっかり減ってしまっていたので、中身以上にバッグの大きさそのものが小さくなってきていました。

不思議なもので、勤務医時代よりも今の方が、いろいろと勉強しようという意欲が大きいんですね。勤務医の時は病院という組織の中の単なる一員として診察していた訳ですが、今は当たり前だけど自分一人だけ・・・自分のクリニックに来てくださっている方たちに、ここに来て良かったと思っていただけるような診察や説明がしたいという思いは、以前にも増して大きくなっています。

小さくなりかけたバッグをまた大きくするかのように、小児科医としての自分の中身をもう一度見直してみようと思っています。

投稿者 staff : 18:27

2007年08月19日

負けないで

ZARDのCDはたくさん持っているので今さら・・・とも思ったけれど、結局追悼盤をネット購入してしまいました。どちらかと言えば人や時代に流されるのは嫌いなので、こういう時にこういう類のものはあまり買ったことはなかったのですが・・・。

職場でいろいろあった時、行き詰まった時、決まってZARDを聴いていた頃がありました。「負けないで」を聴きながら、乗り切った修行時代もありました。メロディーとともに、若かった自分や不安だらけだった季節が蘇ってきます。

最近の子どもたちの中には、家庭や子ども社会で、何かがうまくいかずに途方にくれてしまっているような子どもも多くいます。失敗しても、転んでも、立ち上がったらそれでいいんだからね、と伝えてあげたいタイプの子どもたちです。

今は総体や高校野球などの大会期間中ですが、勝った選手や勝ったチームよりも、負けた選手や敗戦投手、自分のエラーがきっかけで負けてしまった選手に目が行きます。「負けないで」とがんばり続ける時間も必要だけれど、「負けたけど」がんばってきた自分に自信をもつこととか、「負けた後で」どう考えてどう取り組むかということの方が大切なんだとか、そんな話もできる小児科クリニックにできればと思います。
・・・届いたばかりのCDを聴きながらのエントリーでした。

投稿者 staff : 16:10

2007年08月16日

遠路はるばる

お盆も過ぎて、通常の診療が始まりました。お盆休み中はご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。休み中には久々に徳島の実家に帰っていました。今回の開業に際しては、基本的に両親は大反対でした。定年まで勤められるはずの日赤という安定した職場を離れるのですから、親としては止めるのも当然でしょう。年老いた両親の心配事が増える一方なのですから、ある意味で最大の親不孝かもわかりません。

徳島に帰る前の小児循環器外来には、お盆という時期を反映して、遠方からクリニックに来てくださった患者さんたちが多くいました。徳島、高知、愛媛、大阪、そしてドイツ・・・遠路はるばるの患者さんたちに「こんにちは、ハイさようなら」という外来は申し訳ないので、つい診療時間(雑談時間?)が長くなり、いろいろな方にご迷惑をおかけしたように思います。

遠方から来てくださった中の、あるお母さんからいただいた言葉、「ホームページ、楽しみにしています」・・・何気なく言われた言葉かもわかりませんが、僕に「よし、ガンバロ!」と思わせるには十分すぎるものでした。「最近、あまり更新できてないね」と言われるより、はるかに意欲をかき立ててくれるものでした。

そう言えば、子育ても同じですね。「勉強、がんばれ」「しっかり運動しろ」という激励よりも、「よく頑張ってるね」「前よりもしっかりできてるよね」と認めてあげる方が、子どもにとってはプラスになるようです。現実の僕の子育てでは、わかっていてもそうはできない自分がいますが・・・。

遠路はるばる来てくださっている患者さんもいること、ささやかなホームページでも楽しみにしてくださっている方がいること、そんな人たちに支えられて診療している自分がいること、だから開業したことには何の後悔もないこと・・・そんな話を両親にしました。それでも、たぶん二人の心配がなくなることはないでしょう。多くの心配をさせることは最大の親不孝としても、息子が自分の生きたい人生を生きたいように生きていることは、最高の親孝行とも言えるんじゃないかなと、自分勝手な一人息子は考えています。

投稿者 staff : 19:10

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