香川県高松市の小児科・アレルギー科・小児循環器内科 医療法人社団裕心会 あきた小児科クリニック

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青空がのぞく診察室から

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2007年06月28日

クリニックの煙突

皆様からのご質問で一番多いのが、「クリニックのあの煙突の下はどうなっているの?」というものです。あの煙突にはいろいろな意味があるのですが、『煙突のあるクリニック』といった呼び名もありがたいです。他にも特徴的なものとしては、トイレの子ども用暖房便座とか、星空に包まれたレントゲン室とかがあります。これらのうちのいくつかは、スタッフのアイデアを取り入れています。スタッフには開院のかなり前から集まってもらい、院内設備や備品の選択や準備段階から参加してもらいました。スタッフ自身にも「自分たちのクリニック」という意識が高まってくれていると思っています。

『煙突のあるクリニック』や『星空の降るクリニック』以外にも、『もう一つの薬は笑顔』とか『安心感が処方箋』といった呼び名やレッテルがいただけるように頑張りたいと思います。

その一方で、クリニックに来てくださる子どもたちのご両親には、子どもたちにレッテルを貼らないようにお願いしたいと思います。「気持ちの弱い子ども」「いたずらばかりする子ども」「運動や勉強が苦手な子ども」「ちっともじっとしていられない子ども」・・・ご両親や周囲の大人がこういうレッテルを子どもに貼ってしまうことで、子どもの気持ちや立場を否定してしまったり、その子どもが本来持っていて将来芽生えてくるはずの力を弱めてしまっているケースを経験してきたからです。

子どもにレッテルはいらない!本当にそう思います。

投稿者 staff : 10:11

2007年06月25日

入口と出口

クリニックの入口には多くの花が並んでいます。業者の方々からのものもありますが、個人的に贈ってくださった花もたくさんあります。その方々に、この場を借りてお礼を申し上げます。ところで、受診される方は受付から診察室に入っていただくわけですが、初めての方には診察室の入口がわかりにくいようです。そこで、開院後に診察室の入口に「しんさつしつ」というパネルを付けたのですが、まだ処置室の方向に行かれる方もいたりして、ご迷惑をおかけしています。

入口といえば、子どもの病気やいろいろな相談の入口も小児科です。大きなケガとかで受診する科がはっきりしていれば別ですが、何科がよいのか迷った時、どうしていいか困った時などは、まず小児科に相談してください。小児科は水先案内人みたいなもので、正しい出口や適切な出口にご案内するのも大きな仕事の一つです。でも、この入口と出口については、子育ての上ではもっと大切なことがあります。

それは、入口への案内は親(大人)でもよいけれど、出口を決めるのは子どもでないといけないということです。こんな入口があるよ、こんな所からも入れるよと、いろんな可能性を教えてあげるのは大人の仕事かもわかりません。でも、どの出口から出るか、どの方向に出て行くかを決めるのは、子どもであるべきなのです。言い換えれば、物事を決める時、最終的に結論や決断を下すのは子どもでないといけないということです。子どもが納得しないままに、子どもの気持ちや意見が生かされないままに出口(結論)を決めていると、思春期になった時に子どもが人生の迷子になってしまうことがよくあります。親が水先案内人ぐらいの気持ちでいて、子どもが舵を握っている船なら、大きく行き先を間違うことはないように思います。

投稿者 staff : 13:38

2007年06月21日

僕がはしか(麻疹)にかかった時

今、若い人たちを中心にはしか(麻疹)が流行して問題になっていますが、僕がはしかにかかったのは9歳の時でした。

僕が生まれたのは徳島県県南の牟岐町というところですが、当時は「健康優良児」を選抜する制度がありました。子どもたちの栄養状態がよくなかったため、丸々と太った子どもを推奨して表彰するのです。子どもたちの生活習慣病が問題になっている今とは正反対ですが・・・。母乳だけで見事に太っていた僕は、なんと牟岐町の代表で県大会までいったらしいです。今の自分の体型を知っている人には想像できないでしょうが、そのまま成長したために、小学校入学時も肥満体型でした。ところが、・・・

9歳ではしかにかかった後、ジワジワとやせてきて、その後はいくら食べても太らなくなってしまいました。はしかにかかった時のことで今でもはっきり覚えていることは、小児科の先生が往診に来てくれておしりに何かの注射をしてくれたのです。いつもは平気な注射ですが、だるくてボーッとしているところにいきなりブスッとやられたものですから、打たれた後も大暴れして暴言まで吐いて大変だったようです。ふだんからのかかりつけで信頼していた先生だっただけに、いきなりやられてショックだったのですね。

いくらボーッとしているようでも、幼くてわからないだろうと思っても、検査の時や注射の時、他にも何か不安を与えそうな時には、子どもの目線の高さでそれなりの説明をする、あるいは少しでもわかってもらえるように試みてみる・・・今も心がけているこうしたことの背景には、自分のそんなマイナス体験が潜んでいます。

ところで、今ははしかも予防接種で予防できる時代です。はしかに限らず、予防できるものは予防してあげたいと考えています。

投稿者 staff : 16:30

2007年06月20日

遅ればせながらのご挨拶

当クリニックも、6月5日に開院してから約2週間が過ぎました。ブログを書かないといけないなと思いつつも、ネットの手続きや手段に弱いので延び延びになってしまっていました。そんなこんなで遅くなってしまいましたが、2週間遅れのご挨拶をさせていただきます。

開業を思い立ってから数年間、幾多の回り道がありましたが、ようやくスタートラインに立たせていただくことができました。今回の開業に際しては、本当に多くの方々のご配慮やご援助をいただきました。土地や駐車場を提供してくださった方、そしていろいろとお教えいただいたご近所の方、仕事の域を通り越してご尽力いただいた建築関係や医薬関係の皆様、さらには医療機器やその他関係業界の方々、数え切れないほどの皆様に感謝するとともに、総合病院にいる時にはわからなかった多くのことを学ばせていただきました。自分の、そして多くの方々の思いをのせて、小さなクリニックが動き始めました。

自分は幼い頃からよく病院に通っていたので、「こんな病院だったらいいのにな、こんな人たちがいてくれたらいいのにな」という遠い日の自分の思いを込めて建物を考えました。スタッフも、そんな自分の思いをのせて選びました。医師である自分を含めた7人のメンバーが、同じ方向を向いて、同じ眼差しで、子どもたちやそのご家族と接していけるようなクリニックにできればと思っています。

このブログも、日々の診療で感じたことや子育てについて思うことなどを、自分なりの言葉で少しずつ書いていければと考えています。・・・でも、大学や小児病院にいた頃は、外来が嫌いで病棟での仕事が生き甲斐だったのに、ホントに変われば変わるものですね、今は毎日の外来が楽しくてしようがありません。明日はどんな子どもたちやご家族と会えるのでしょうか?

投稿者 staff : 21:23

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